タン・ベン・シャハーの「ハーバードの人生を変える授業」という本は、
多くの気づきを与えてくれる本ですから、ぜひ皆さんも読んでみてくださいね。
中でも、「内なる声を聞く」ための方法は、素晴らしいアイディアだと思いました。
周りの声やアドバイスは、自分が人生で何をしたいかを知る手助けになるけれど、
同時に、そうした声や意見は、自分の「内なる声」を聞くことの邪魔にもなるというのです。
これは、なるほどと思いました。
まさにそうなのです。
前世療法や霊視を通してカウンセリングを行っている私がいうのもなんなんですが、
あまり人に相談しすぎると、宇宙からのサインが、なかなかあなたに届かない場合があります。
(私のもとにいらっしゃるのは、宇宙からお導きですから、ご安心ください)
自分の使命や天命を知ることは容易なことではありません。
自分が本当にしたことは、「社会的な価値基準」に囚われて考えてしまうと、
なかなか見つからなくなってしまいます。
「心の一番奥底から湧きあがってくる情熱に従って生きることが、幸福感と健全な自己信頼感を育てることに繋がる」とベンは述べています。
皆さんは、どんな時が、いちばん自分らしいと感じていますか?
それを見つけるために、ベンは一つの魔法を自分自身にかけてみようと提案しています。
「これからの人生で、そして死んでからも、誰もがあなたがこの世でしている、素晴らしい行いを知ることはありません」
という魔法です。
あなたはどんなに素晴らしいことをしても、誰にも感謝されないし、評価もされない。
どんなに裕福でも、誰にも気がついてもらえません。
ただあなただけが、自分がどんなに素晴らしいか知っているのです。
このような世界であなたは一体何をしますか?
どのような仕事をして、どのような生き方をするでしょうか。
よく考えてみてください。
そして、この魔法にかかった自分の生き方と、今の自分の生き方を比べてみてください。
ベンは、このワークを通して「内なる声」に気づくことになると述べています。
私もこの方法を推奨します。
ぜひ、皆さんも、この魔法にかかってみてください。