運気をあげる潜在意識の書き換えの方法

意識の中には、「顕在意識」と「潜在意識」、「無意識」があります。

普段、私たちが考えていることは顕在意識という表面的な意識層が担当していますが、これは意識層のたった4%。

あとの96%は何かのアクシデントなどで突然に顔を出してくる潜在意識・無意識層になりますが、

実はこれが強力に本人をコントロールしています。

 例えば、自分が「結婚したい」と思っていても、潜在意識が「結婚なんて自由がなくなる」と思っていれば、

「結婚しない人生」の選択を無意識に続けてしまいます。

せっかく良い相手が現れても、潜在意識からすれば、

一人で生きる人生の方がハッピーなわけですから、全力で邪魔をしてきます。

また潜在意識は変化を好みませんから、何か今までのパターンと違うことが起きそうなときも、

元に戻そうと本人の選択に迷いを生んでしまうのです。

「幸せになりたい」と思っていながらも、

潜在意識では「どうせ私は幸せになれない、幸せは長く続かないから、このままの方がいい」

なんてハートを閉ざしてしまう人生を選択してしまうのです。

ハートを閉ざしていたら、良い相手もなかなか現れないものです。

 

これはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態でもあります。

あなたの人生で、もしなかなか願望があるとしたら、それは潜在意識がブレーキを踏んでいるのです。

運気をあげるためには、まずあなたの潜在意識が何を考えているのか、深く知ることが必要です。

そのためには、私はジャーナリングという方法をおすすめしています。

ノートに、実現しないことへの本当の意識が現れるまで、出てき感情と要因をただ書きなぐり続けていくのです。

例をあげると、「私は本当に結婚したいのか」→「したいけど、どこか怖い気がする」→

「この怖いという感情はどこから来てるのだろうか」→「自分の親たちを見ていると結婚が幸せなものは感じない」

→「お父さんは家事を何もしなくて、お母さんは一人忙しそうだった」→

「女は結婚すると家事に追われて自由がなくなる」→「自由がなくなるの怖いんだ」→

「この怖さは今世からだけではなく、過去世も来ている気がする」→

「過去生の結婚で私は苦しんだ気がする」→「私は夫を憎んでいた」→「暴力を振るわれて男の人が憎い」…..。

などと要因を探るように湧いてきた感情をただノートに書いていきます。

ここで、注意があります。湧き上がった感情の中に入り込まないこと。

一人で行う作業なので、深く入りすぎると再びネガティブな感情にエネルギーを与えてしまい逆効果になります。

淡々と、ただ気が付いた意識を書いていくということに集中してください。

こうして深くしまい込んでいた潜在意識に何が潜んでいるか気がつくことで、顕在意識の方でセーブが働くようになり、願いが叶いやすくなります。

しかし、一人でこの作業を行うのは、隠れている感情が出にくいこともあります。

そんなときは、毎日10分でも瞑想を続けていくことで、潜在意識が表面化してきやすくなります。

それでも無理という方は、どうぞセラピーにいらしてください。とっておきの方法をお教えしますね。