自分の波動を良くする方法をご紹介していきましょう。
今、流行りのパワースポットへ行くというのもいいでしょう。
普段から、頻繁に神社にお参りしている人や、月に一度は墓参りに行く人などは、こうした行いで自分の波動を整えているのでしょう。
ただ、そうした「神様好き」の方の中には、逆にとても傲慢で、非情な方が意外に多いんです。
自分の日頃の罪から逃れるためか、神様や祖先におすがりしているのでしょうか。
あるIT関連の会社を営む男性は、毎日のように自宅の近くの氏神様にお参りしていて、亡くなった親のためにも立派な墓を造りました。
でも、彼は、結婚をしているにもかかわらず浮気を繰り返していて、何人もの女性の人生を狂わしています。「自分はモテるから仕方がない」と、自分の日頃の行いをまったく反省しません。
詐欺まがいの手口でお金を儲けている会社の社長さんや、自分だけリッチに暮らしていて、社員は最低賃金で働かしている社長さんなども、意外に信仰深い方が多いものです。
心の奥のどこかで、自分はひどいことをしていると思っているからなのでしょうか。
または、人を苦しめているために、その念が生霊となって彼らにとりついているから、苦しくなって、神様の元に駆け込んでいるのかもしれません。
神様は平等です。いい人にも、悪い人にも、差別なく愛を与えてくれます。
だから、そんなエゴの塊のような人も神様は受け入れてくれます。
でも、エゴの塊で生きている人は、神様の力を借りて、一時的に晴れ晴れとしても、
彼らの魂の傷は癒えないままです。
むしろ、その傷口はどんどん広がっていきます。
神様にいくらお願いをしても、魂が抱えているカルマまで消してはくれません。
そんな魂のカルマを少なくするためには、やはり日頃の行いが大切です。
周囲に感謝し、どんな人にも誠意を尽くして接する日々を続けることです。
彼は、毎日、神様に救いを求めていますが、本当は、その前に、自分の心と向き合うべきなのです。
自分の心と向き合うことが、怖いから、神様に逃げているだけなのです。
何事も、逃げていては解決できません。
いつか、自分が逃げていることが何倍にもなって帰ってきます。
自分の心と向き合うのに、最適な方法は退行催眠です。催眠療法のひとつですが、私も、前世を導く前に、子供のころに戻るインナーチャイルドを見る催眠を行うことがあります。
子供のころに受けた心の傷などを探ることで、解決できることがありますよ。

私が大好きな三峯神社