思考の癖をなくして人生を変える

皆さんは思考は自分で選択してるものだと知っていましたか?

例えばAさんと、Bさんが急な残業を頼まれたとしてます。

Aさんは、「早く帰りたかったのに、残業なんでギリギリ言うなよ、

まったく頭にくる」と怒りの思考を選択しています。

Bさんは、「早く帰りたかったけど、たまにはこういう事もあるよね。

それに、残業代が付くから臨時収入が増えて嬉しいわ」と、喜びの思考を選択しています。

この後、Aさんは怒りの波動と同じような出来事を引き寄せてしまいます。

帰り道で痴漢にあったり、飲食店の店員が感じ悪かったりとか嫌な事が続きます。

それに比べてBさんの方は、満員電車で運良く座れたり、飲食店では大サービスをしてくれたりと、

ラッキーな事が続きます。

実は、現実はあなたの出す思考の波動が生み出しているのです。

だから、辛いことがあっても、湧いてきた思考選びなおして、「ちょっと辛かったけど、こんなに良い面もあるわ」

「そう考えるとワクワクしてくる」と思考を選びなおせば、すべての思考がポジティブに変換していきます。

しかし、これってなかなか実践するのは難しいですよね。

 

思考は常に休まなく湧いているものですから、それをずっと選択し続けるなんて不可能な事でもあります。

人は常に意識することなくある思考を選択して行動してしまいます。

無意識のうちにある意識を選択しているのです。

では、あなたはどんな思考を選択しているのでしょう。

それはあなたが生まれたときからの生活環境や、親からの教育など、いろいろな学びを通じ、または前世、

または家系的な遺伝子の記憶など様々な要因で学んで、 ある思考パターンを形成しています。

人間は一度、「あれはこういうものだと」決めてしまうと、なかなかその思い込みから逃れることはできません。

これが思考の癖です。

この思考の癖があなたの現実を作っているいるのです。

ですからその癖に気がついて、意識的に新しい思考を選択するようにすれば、人生は大きく変わってきます。

 

体に対してある生活習慣を変えるためには、10日間続けるだけで、驚くほど効果が上がると言われています。

例えば、毎朝のストレッチを習慣にすると、10日もすると体の変化が見られてきます。

思考もこれと同じです。

意識的に続けていくことで、思考の習慣、考え方のパターンを植え付けていくのです。

そのためには、これから10日間の間、集中して思考を選びなおしましょう。

方法は簡単です。こま目にメモをとって下さい。

3時間ごとでも5時間ごとでも構いません。

その時間に起こったことと、それに伴い自分が選択した思考を振り返って思考のメモを取ってきます。

または、その間に会った人に対して、湧いてきた感情もメモします。

そしてネガティブな感情を選択しているようならば、ポジティブな思考をその場で選択してみてください。

更に、「この思考選択しなおします」とそのメモに書き加えてください。

これを10日間続けてください。

自分の思考癖がわかるだけでなく、思考パターンが変化していくことにも気がついていきますよ。

だまされたと思って作業してみてくださいね。驚くほど人生が変わりますよ。