- 世界的なベストセラーである「神との対話」という本をご存知ですか。
著者であるニール・ドナルド・ウォルシュが1992年、神との対話を書き綴った一冊です。
彼が、「自分の人生が上手くいかない」と怒りの手紙を神に対して書き続けていたところ、
突然神の声が心に響いてきて、そのメッセージの内容を書きためて本にしたものです。
私のセッションも、宇宙(神)との交信を通してその言葉を時々皆さんに伝えていますが、
ある方からメールでのセッションを頼まれて特別に行いました。
まず簡単に電話で話をしてから、その方に意識を合わせて、
無意識に出てきた言葉を書き留めてメールを送りました。
今回は、その内容を公開しますね。
多くの皆さんにも通じる内容ですから、ぜひ読んでください(もちろん許可をとっております)。
質問■自分の生活について、仕事もプライベートも中途半端で
ダラダラとしたペースが続いているが、なかなか修正ができないし、仕事も楽しめない。
以前のように気力が湧いてこないのはなぜか。
あなたは、39年間本当に一生懸命に生きてきたと思う。
だから人生なかば、何年間は、ゆっくりと過ごして、
本当の自分を見つめなおすことはとても大切なことだ。
今までの人生の中で何度も挫折があったが、生活のために、食べるために、
ひたすら働いてきたあなただった。その挫折は私からのメッセージでもあった。
しかし、あなたはそのメッセージの深い意味を把握する間もなく働いてきた。
だから、今ぐらいは、私のメッセージに気が付いて、あなたの生きる意味を理解してほしい。
今、あなたにエンジンがかからないのは、また、私からのメッセージを完全に把握していないらだ。
あなたは、これだと思うことには本当に周囲が驚くほどのパワーを発揮する。
それは、私が見守っていることを実は知っているからだ。
エネルギーが切れることなどないと考えて突き進んでいた。
だが、今はエネルギー不足で気力もわかないと悩んでいる。
私に見放されたかと恐怖に怯えている。だが、恐れることなどない。
私はあなたを見放さない。いつも、私はあなたの中にいる。
だから、あなたのエネルギーが不足することはないのだ。
あなたが、今、動けないと悩んでいるのは、あなたの迷いで目標を失っているからだ。
だから動くのが怖いだけだ。前が予測できないから進めないだけだ。
あなたは、新たな目標を見つけるべきだ。今は、それを考えるための時間だ。
新たな目標とは、あなたがこの世に生まれてきた真の目的だ。
質問■真の目標について考えると、私の子供の頃からの夢は、
笑顔のたえない家庭を持つことでした。でも、反面、結婚に憧れはなかった。
結婚をすると自由を失うようで窮屈なものとも考えています。
しかし、最近は、やはり家庭が欲しいと強く感じます。
ニコニコと穏やかに笑って暮らしていける環境がほしいのです。
でも、こればかりは、いくら頑張っても上手くいかないのです。
あなたは仕事に関しては望む職種について、望んだポストにもついている。
その仕事の面と比較して考えてほしい。あなたは、自分ができない仕事などないと思っている。
仕事の望みは、ちょっと頑張ればかなうと思っている。だから、かなったのだ。
でも、事、結婚や家庭のことになると、あなたは立ち止まってしまい難しく考えてしまう。
仕事の望みは、あなたがよく行く高尾山を登るくらいの軽い気持ちで考えているのに、
結婚に関しては、まるでエベレストを登るくらいにハードに捉えている。
なぜ、あなたは結婚を難しく考えしまうのだろうか。
それは、あなたの中に結婚に対して大きな抵抗感かがあるからだ。
その抵抗感はどこから来ているか考えて欲しい。
かって、あなたが暮らしいていた家庭、子供の頃に育った家庭とは、
確かにあなたにつらい思いをさせた場所でもある。
いつも不機嫌で、すぐに怒鳴る父親。母親も父親の顔色を伺いってばかりで、
子どもに話すことは父親の愚痴で楽しい会話もしない。
そんな中に育ったのだから、あなたは、いつも寂しい思いをしてきたし、
息苦しさを感じていたはずだ。
きっと、あなたは子供の頃に、家族に愛されることも愛することも諦めてしまったのだろう。
何度も両親に手を伸ばして必死に愛を求めていても、与えてくれることがないから、
望むことを諦めてしまったのだ。その方が傷つかないからだ。
ここで、基本的な宇宙の法則をお教えしよう。宇宙はあなたが望むものしか与えない。
あなたは、実は、家族から自分が愛されることを諦めていた。
だから、あなたの現実にならない。恋愛はできても、結婚まで結びつかないのだ。
まずは、自分が子供の頃に諦めてしまった事を、とことん思い出しなさい。些細なことでもいい。
幸せになる事柄で、諦めてしまった全ての事を思い出して、それを全て撤回すること。
自分は幸せになっていいと、自分自身に言い聞かせることが大切だ。
それから、あなたの育った家庭は、もう過去のものだと認識することだ。あなたは大人だ。
諍いばかりの親と距離を取って暮らすことも可能なのだ。
また、あなたが得ようとしている家庭は、別な家庭であり、
親が作った家庭にあなたが戻ることはないのだ。
続く