ファミリーカルマと向き合う

アメリカで面白い研究が行われました。

18万人のツイートを解析したところ、

「HAPPY」など幸せを示す単語を多くツイートしていた人ほど

行動範囲が広くて活動的であるという結果が出ていたそうです

自動的に、そういう人間の方が、人間関係が広がり楽しみを得て

幸福度の高い人生を送っているというのです。

ですが、幸福度というのは、人により尺度が大きく違います。

「お金があれば幸せ」 「愛する家族がいるから幸せ」など

人により重要視する幸せの基準は違います。

そして、経済的な余裕、地位、名誉、仕事、容姿、健康、家族関係など、

人は、いつもさまざまな尺度を持って

自分が幸せかどうかをはかろうとしています。

ある医療系研究機関の調査では、

個人の幸福度を決めているのは

「遺伝」が50パーセントであるという報告をしています。

「お金や生活環境」などによる要因は10パーセント、

残りの40パーセントは「自分の選択」、自分がどうするか、

今の自分の意識や行動が幸福度を決めているというのです

このデータから見えることは、自分の意識の選択次第で、

現在の状況など関係なく、人は幸福感を得られるというのです。

でも、このデータからは、「遺伝」というファミリーカルマ的な要因が

幸福度を大きく左右していることも理解できます。

遺伝=過去ともいえるのですが、やはり過去の生活環境や、

生まれ持った身体的な特徴や意識のクセが、

多く人生を決定づけていることも分かります。

遺伝的な意識のクセ、これが実は、人生を変える大きな鍵になります。

あなたの両親や親戚などの意識のクセを一度検証してみてください。

物事や人に対していい面を見るクセがあるか、

周囲に感謝する習慣があるか。

反対に、何でも悪い面を探して愚痴をいうクセがあるか、

不満を真っ先に口にしているか。

残念なことに、このクセは、ほとんどが遺伝します

親の持つ意識のクセは、その中で育つ子供を支配していきます。

愚痴や不平不満、悪口などを言い合う環境が

その子供の当たり前の日常になります。

そして、それが社会そのものと受け入れてしまうのです。

「社会は不公平で、嫌なことばっかりだ」

という日常に育ってきてしまうと、

その子供は大人になっても、

ネガティブな思考で全てを考えてしまい悩み苦しみます

逆に「周りには優しくて親切 な人ばかり、世の中は楽しいことばかり」

という日常に育ってくると、

その子は自然にハートを開き

周囲に愛されてポジティブに生きられるのです。

習慣的に人や物事のいい面を見ることができていますから、

いい事が引き寄せられてきます。

私の元にご相談に来る方はネガティブな遺伝的な要因で、

苦しまれている方がとても多いようです。

ファミリーカルマというものは、とても厄介なものです。

何代にも渡ってこうした意識のクセがついてしまっていると、

ホルモン生産レベルにも差が見られ、

幸福ホルモンであるセロトニンが少ないなど、

生態的な差も生じてきてしまいます。

これでは、今からポジティブに生きましょうといったところで、

なかなかそのクセか逃れることなどできません。

遺伝という意識のクセ、ファミリーカルマから逃れるためには、

まず、そのクセの正体に気がつくことからスタートしなくてはいけません。

そのクセを生んだのにはそれなりの原因があるのです。

人、生物のはじまりは愛です。

その愛から離れた意識のクセを持ってしまったのには必ず理由があります。

その理由を探り、癒していくことで、

凝り固まって重いエネルギーを持つカルマを軽くすることができます

ぜひ、勇気を持って、ファミリーカルマと向き合ってみてください。

まずは、親や親戚の意識のクセを探ってみましょう。

そこに、あなたを癒す大きな気づきが隠れています

 裕実れいホームページhttp://www.yuume.net/

Comments are closed.