私たちは何度も生まれ変わっています。
あるときは人に傷つけられたり、またあるときは逆に傷つけたりと、
被害者や加害者という立場を交互に繰り返しながら、
魂は学んでいくのです。
前世療法をしてみると、
「私がこんなひどいことをしていたんだ」と
驚くことがあります。
嫌な出来事があった場合や、
他の人に傷つけられたときは、
過去世のカルマの解消のために宇宙からの
計らいかなと、
気楽に受け止めて「ありがたい、ありがたい」と
つぶやいてみましょう。
ただ、犯罪と呼べるような被害にあったときは、「ありがたい」と流すことより、違う学びがある場合があります。
「立ち向かっていく勇気を持つ」という場合も多いものです。
悪質ないじめ、恋人や夫のDV、親からの虐待、性的虐待などで深く傷ついた人は、
「なかったことにしよう」と無理やり忘れたたり、
相手を許そうとしたりすることが、正しい学びではないかもしれません。
忘れたり、許したりする前に、「立ち向かう」ことが必要なことがあるのです。
立ち向かうことで、一時は嫌な思いをするかもしれませんが、
潜在意識に溜まってしまった怒りを解放するためにも、
その相手に立ち向かっていくことが大切です。
それは、潜在意識の根底にある自分の「恐れ」に立ち向かうことでもあります。
怖がらないでください。
宇宙はあなたの味方ですよ。
あなたが、「愛」だけの存在になることを宇宙は一番に願っているのです。